耳寄りな講演会in金沢市犀川公民館「ウォーキングで健康寿命を延ばそう!」

令和5年12月9日、金沢市犀川公民館かがやき学級様からのご依頼で、耳寄りな講演会「ウォーキングで健康寿命を延ばそう!」を実施しました。29人の方が参加されました。講師はリハビリテーション部の土山理学療法士です。

ウォーキングをすることは様々なメリットがあります。足が鍛えられたり、新鮮な空気に触れることで気分転換になったり、体が動くことで血液循環がよくなります!健康寿命(健康上の問題のない状態で日常生活を送れること)と平均寿命は男性が9歳、女性が12歳ほど差があります。継続的に運動することで健康寿命を長く保つことができます。運動の中でウォーキングはよい種目です。似た運動にランニングがありますが、ランニングのほうが運動強度が高く、足への負担や疲労がウォーキングより強いため、特に高齢の方にはウォーキングのほうがよいのではないでしょうか。

歩くときにはバランスや筋力が求められます。片足立ちで5秒間キープできない人はバランス力が低下していると考えられます。片足立ちをすることができる秒数の目標は、60歳代は20秒、70歳代以降は5秒です。実際に片足立ちを行いました。5秒を最低目標として10秒行いましたが、安定して立つことが難しく、ふらふらしてしまう方もいました。アンケートでは「片足立ちをしていかに筋力やバランス力がないことがわかりました。」との感想もいただきました。

この他にも歩くときの正しい姿勢や、水を飲むことの大切さについてご説明しました。今回の講演会を機にウォーキングを生活に取り入れていただければと思います。また、普段はなにも意識せず歩くと思いますが、学んだことを意識することで、より効果が出るのではないでしょうか。