耳寄りな講演会in野々市市郷公民館「ウォーキングで健康寿命を延ばそう!」

令和5年11月17日、野々市市郷公民館様からのご依頼で、耳寄りな講演会「ウォーキングで健康寿命を延ばそう!」を実施しました。18人の方が参加されました。講師はリハビリテーション部の土山理学療法士です。

平均寿命と健康寿命には差があります。2021年の男性の平均寿命は81.47歳、健康寿命は72.68歳。女性の平均寿命は87.57歳、健康寿命は75.38歳です。9~15年の差があることがわかります!健康寿命が短くなる要因の一つは要支援・要介護の状態になってしまうことです。要介護に至った人の6人に1人は運動器疾患(骨折・転倒など)によるものです。そのため、転倒予防が大切になります。

最近どのようにして転んだかを考えることで、今後の予防をすることができます。参加者に最近転倒したエピソードを質問したところ、「信号を渡っていたところ赤信号になり、雪道の轍で転倒した」「平らなところでつまずいた(ウォーキングシューズを履いていた)」などの回答がありました。統計によると外で転倒した際の履物の第1位は運動ぐつです!また、転倒・転落した場所についての統計では、道路が34.5%です。

転倒に関する情報をお伝えし、転倒予防の運動も行いました。片足立ちを10秒行いました。短い秒数ではありますが、よい運動になったのではないでしょうか。アンケートでは「運動を継続し、健康寿命を保ちたい。」と感想をいただきました。運動は継続が大切ですので、今後も運動を行い、転倒を予防し、健康を維持していただければと思います。