耳寄りな講演会in横江農村研修センター 「認知症の理解と予防~いつまでも自分らしく輝きある生活を~」

令和5年7月19日、白山市のサロンからのご依頼で、耳寄りな講演会「認知症の理解と予防~いつまでも自分らしく輝きある生活を~」を横江農村研修センターで対面で実施しました。20人の方が参加されました。講師はリハビリテーションセンターの髙多作業療法士です。

今回の講演会では認知症を予防するために脳を元気にする「脳活」を行いました。物事を記憶したり思い出したりする際に働く「認知脳」と、相手の表情を読んだり、相手のことを考える際に働く「社会脳」があります。脳活では認知脳や社会脳を鍛えることができます。

 行った脳活の一つに、20秒で自己紹介をするというものがありました。私も実際に参加しましたが、残り何秒かを考えながら話すのは少し難しかったです。頭を使っている感覚がありました。写真はその他に行った脳活の様子です。

脳活の他にも、普段からできる認知症の予防があります。一行日記や家事もその一つです。参加者の中には30年一行日記を続けている方もいました!

また、洗濯や掃除など日頃行っている家事も歩行や自転車などに相当する運動強度です。

アンケートには「家事をすることも運動と教えていただき、自覚して進んで家事をしようと思いました。」と感想がありました。

脳活はもちろんですが、日頃から意識して活動することで認知症を予防することができるのではないかと思います。